今回は、AfterShokz Aeropexのご紹介です。
筆者は2021年1月に実際に商品を購入しており、約5カ月間ほぼ毎日使って感じたことなどを書いています。
周囲の音を聞きながら音楽やYoutubeなどを楽しみたい、という方にはかなりお勧めの商品になっていますので是非ご覧ください。
この記事でAfterShokz Aeropexを初めて知った方や、ご購入に迷っている方のご参考になれば幸いです。
注意事項
本記事の情報は、2021年5月時点で公式サイトなどから調べた情報です。時期により、本記事の内容から変更となっている可能性もあります。最新の情報に関しては、公式サイトにてご確認いただくようにお願いいたします。
AfterShokz Aeropexとは
SHENZHEN VOXTECH社が発売する骨伝導式のイヤホンです。
接続方式は無線で、Bluetooth 5.0によるマルチペアリング(2台)に対応しています。重量は僅か26gと超軽量であるにもかかわらず、1回の充電で8時間の連続再生/通話が可能となっています。 防水防塵性能は IP67基準に達します。
骨伝導式イヤホンとは
骨伝導式イヤホンとは、生体内部、主に頭蓋骨を伝搬する音を聞くためのイヤホンのことです。
空気を伝わる音は、音を聞きたい人にはもちろん、周囲の人にも聞こえてしまうため、状況によっては他人に迷惑をかけることになります。一方、骨を伝わる音は、音を聞きたい人には聞こえますが、周囲の人には聞こえにくいという特徴がありますので、他人に迷惑をかけにくくなります。ただし、厳密には骨を伝わる音やイヤホン自身の振動が空気に伝わることもありますので、注意が必要です。
また、骨伝導式イヤホンは、耳を塞ぐタイプではないものが多いため、周囲の音を聞くこともできます。音楽を楽しみながら隣の人との会話をすることもできますし、隣の人が音楽の音が漏れてうるさいと感じることも少なくなります。
注意
周囲の音が聞こえるとはいえ、安全には十分注意して使用しましょう。
マルチペアリングとは
マルチペアリングとは、1台の機器に対して、複数の機器を登録する機能のことです。
例えば、Bluetoothで複数の機器を登録する際、イヤホンを子機、パソコンとiPadを親機として登録することができます。そうすることで、子機であるイヤホンを装着したままの状態で、親機であるパソコンやiPadを切り替えることで違う音源からの音を流すことができるようになります。
使ってみた感想
筆者がAfterShokz Aeropexを使う用途は、音楽を聴くというよりはYoutubeなどの映像コンテンツの音声を聞くのがメインです。
そんな筆者が、5カ月間ほぼ毎日数時間使用した感想を、装着感・音質・マルチペアリング機能・充電の4つに分けて書いています。
装着感について
僅か26グラムという重さもあり、非常に軽いです。
シリコン(?)の素材で金属を巻いたような材質で、肌に引っかかる感じは全くありません。汚れがついてもふき取りやすそうです。
やや細身の体系である筆者にとっては締め付け感もなく、装着した跡も残りません。長時間つけていると、つけているのを忘れてしまいそうなほどなのですが、ズレたりすることもなくほど良い装着感です。
眼鏡をかけたままの脱着も可能で、逆にAfterShokz Aeropexを付けたままの眼鏡の脱着も可能です。
音質について
まず、筆者は音質に関してこだわりはありません。量販店の店頭に高級イヤホンが山ほど並んでいることがありますが、1万円より高い商品については音質の違いが判らない程度です。
そんな筆者ではありますが、本商品購入前は骨伝導イヤホンで本当にちゃんと聞こえるのかという不安はありました。ただ、購入して初めて使用したときに、そんな不安はどこかへ行ってしまうほど満足しています。
マルチペアリング機能について
唯一難しく、今でもたまにつまずくのがこのマルチペアリングです。
筆者は、パソコンとiPadをペアリングしているのですが、iPadの音声を聞いた後でパソコンに切り替えても音声が流れない、ということが今でもたまにあります。その場合は、AfterShokz Aeropexを再起動すると音声が流れるようになります。
これは想像ですが、マルチペアリングといっても同時に両方と接続しているのではなく、音声が流れている機器との接続を優先するため、後から音声を流しても切り替わらないのではないかと考えています。
充電について
付属のケーブルを使って充電します。
先端に磁石が入っているため、AfterShokz Aeropex本体の充電部分付近に近づけるとカチッと接続し、充電が開始されます。ちなみに、筆者はこのカチッという感触が地味に気に入ってます。
なお、電源がオンだった場合は自動的にオフになるようです。充電完了後に電源をオンにすると、自動的にマルチペアリングが実施されて登録済みの機器と接続しますので、使い方は非常に簡単です。
関連商品
Bluetooth V5.0 オーディオレシーバー&トランスミッター
AfterShokz Aeropexにパソコンやテレビの音声をBluetoothで飛ばすためには、Bluetoothトランスミッターが必要になる場合があります。
筆者が以前購入したBluetoothトランスミッターは既に販売終了になっていましたが、新しい商品がたくさん出ているようですので、別の機会に探してみようと思います。
JBL SoundGear ウェアラブルネックスピーカー
AfterShokz Aeropexを購入するまで筆者が1年間ほど使用していた商品です。
ネックスピーカーというだけあって、自分の首にスピーカーがくっついている状態ですので、音質に関しては非常に満足できる商品です。バッテリーも数時間は持続するため、よほど長時間使わない限りは途中でバッテリーが足りなくなることはなかったです。
万が一、骨伝導イヤホンでは音質に不安がある方は、ネックスピーカーを検討してみるのも良いのではないでしょうか。
まとめ
AfterShokz Aeropexについて、5カ月間使った感想を書いてみました。
筆者のマルチペアリングの使い方が分かっていない点を除くと、文句のつけどころのない商品だと思います。
今現在、購入に迷われている方は思い切って買ってみることをお勧めします。
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